自動配線

配線に自動配線の FreeRoutingを利用します。 GIT HUB からZIP形式でダウンロードして適当な場所に解凍し、binariesフォルダにある、FreeRouting.exeを実行する事で自動配線します。

配線する前に、デザインルールで、POWER, GNDなどの配線を太くしておきます。それとLED駆動用の配線も念のため太くしました。

※GNDをベタパターンにする場合、サーマルパターンを考慮して、GND細目に設定する方が良いかもしれません。

PCBレイアウトを作成するときのポイント

KicadのPCBエディタ画面でFile>Export>Specctra DSN をクリックし、適当な場所・ローカルフォルダに .dsn ファイルをエクスポートします。

その後エクスプローラで、FreeRouting.exeがあるフォルダを開き、FreeRouting.exe をダブルクリックして起動して、先ほどエクスポートした .dsn ファイルを読み込みます。

読み込んだ後、自動配線する条件などをメニューのParameterで設定できますが、ここではデフォルトのまま自動配線します。

Autorouter のボタンをクリックして自動配線を開始します。

※自動配線の様子

自動配線した結果は、メニューのFile → Export Specctra Session File とクリックして、.ses ファイルにエクスポートします。

KicadのPCBエディタに戻って自動配線した結果をKicadに取込ます。Freerouter のアイコンをクリックし、ポップアップした表示の一番下、SESファイルのインポートをクリックしてファイルを読み込みます。

↓↓下記のように更新されます。↓↓

インポートファイルを読み込むと下記のように配線が更新されます。 配線の様子をチェックして気になる点などは手作業で修正します。